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有機農業豆知識

[#11] 土づくり

土壌の中の微生物

田畑の土のことを「土壌」と言います。

土は岩が壊れて細かい砂や粘土になったものですが、これに植物や動物の死骸の有機物が入り、微生物などの生き物が住み、空気や水や肥料分を蓄えられるようになると「土壌」になります。

 

土壌の中にはたくさんの生き物がいます。

ミミズやオケラのような大きいものから藻類や細菌のような小さなものまでいろいろです。

微生物とは顕微鏡でなければ見えないような小さなものを言います。

 

土壌1グラムの中には微生物が100,000,000(匹?)くらいいると言われています。

ものすごい数です。

人間や作物から見て、そのうちの1割が良いことをする微生物で、1割が悪いことをする微生物、残りの8割は何もしない微生物だそうです。(諸説あります)

なんとなく人の社会みたいで面白いですね。

 

微生物の働きの一つ     土壌の団粒構造を作る

 

開発技術部 服部