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スイカの種と堆肥の奇跡
営業部の三溝(さみぞ)です。
先日、お昼休みにみんなで食べたスイカがあまりにも美味しかったので、「もしや…?」とひらめき、遊び心で種を会社の堆肥の山に埋めてみました。「まあ、そう簡単に芽は出ないだろう」と半ば諦めかけていたのですが、数日後、堆肥の山からなんと小さな芽が!
これには本当にビックリしました。というのも、本来、スイカの種は適当な場所にただ埋めただけでは、ほとんど発芽しないと言われているからです。発芽には、温度、水分、酸素といったいくつかの条件が完璧に揃う必要があります。
それを考えると、今回の発芽はまさに堆肥が持つ効能の凄さを物語っているように感じます。微生物の働きによって栄養分が豊富に含まれ、温度や水分を保ちやすい堆肥の環境が、奇跡の発芽を後押ししてくれたのでしょう。残念ながら、今からでは実がなるまで育てるのは難しいかもしれませんが、この小さな命を大切に育てていきたいと思います。
思わぬ場所から顔を出した小さな芽が、私たちにたくさんの気づきを与えてくれました。日々の業務も、当たり前だと思っていることの中に、意外な発見や奇跡が隠されているのかもしれませんね。