PRODUCTS製品情報
 
       
            FEATURES製品の特徴
01移植栽培の省力化を実現する「デリカの野菜移植機」
野菜の栽培方法には、大きく分けて二つの方式があります。
 
●直播(じかまき)栽培
畑に直接種をまいて育てる栽培方法です。育苗(ハウスなどで種から苗に育てること)の工程を省けるため、作業時間と労力を削減できます。また、育苗資材(育苗箱、培土など)や専用施設が不要になり、コストを抑えられる点がメリットです。主に根菜類の栽培に適しています。
●移植栽培
環境の整ったハウスなどで育苗し、選び抜かれた生育の良い苗だけを畑に植え替える栽培方法です。天候不順に左右されにくく収穫量が安定するほか、生育管理がしやすく、病害虫のリスクを低減できる点がメリットです。主に葉物野菜などの栽培に適しています。
デリカの野菜移植機は、後者の移植栽培を強力にサポートする機械です。 特に、畑に近い環境で丈夫な苗が育つ「地床育苗方式(じどこいくびょうほうしき)※」で育てられた苗の移植に特化しているのが大きな特長です。
※ 地床育苗方式とは
育苗箱やポットを使わず、ハウス内の地面に作った苗床(苗を育てる場所)で直接苗を育てる方法。根がしっかりと張り、畑の環境にも馴染みやすい丈夫な苗が育ちます。
02作業者への負担を軽減
デリカの野菜移植機は、作業者が座ったまま、機械の操縦と苗の供給を行うだけで、後は自動的に植え付け・覆土作業を進めます。
これにより、手作業による中腰姿勢での植え付けや歩行距離が大幅に減り、身体への負担を大きく軽減します。年齢や経験を問わず誰もが無理なく作業でき、深刻化する人手不足の解消にも貢献します。 
03作業効率の大幅向上
手作業での野菜苗の植え付けは、熟練者であっても時間を要する大変な作業で、広大な圃場では多くの人員と時間が必要でした。
デリカの野菜移植機は、手作業と比較して2~3倍ものスピードで苗の移植を可能にします。一定の間隔で苗を植え付けていくため、単位時間あたりの移植本数を飛躍的に向上させ(※)、作業効率を大幅に高めます。
※1時間当たりの移植本数:手作業 約670~1000本/時間・野菜移植機 約2000本/時間
04均一な植え付けで安定した生育を促進
熟練の技術が求められる「植え付けの深さや間隔の均一化」を、この1台が実現します。選ばれた丈夫な苗だけを均一に植え付けることで、苗の活着率(健全に根付く割合)を高め、生育のばらつきが減少。結果として、作物の品質向上と収量の安定化に大きく貢献します。
05多様な作物に対応した製品ラインナップ
レタス、玉ねぎ、キャベツ、ブロッコリーなど、様々な野菜苗に合わせた幅広いラインナップと地域特性に合わせた高畝仕様などをご用意しています。お客様のニーズに最適な一台をお選びいただけます。
MOVIE製品ムービー
MAIN SPECIFICATIONS主要諸元
野菜移植機ラインナップ
| 型式 | 作物 | 備考 | 
| KDPVDT | 玉ねぎ | 平坦地用、往復4条植え | 
| KDPVDL | レタス | 平坦地用、往復4条植え | 
| KDPAE | キャベツ、ブロッコリー | 平坦地用、慣行苗 | 
| KDPAEH | キャベツ、ブロッコリー | 平坦地高うね用、慣行苗 | 
| KDPAJA-2 | キャベツ、ブロッコリー | 自動水平制御、慣行苗 | 
| KDPAJAH-2 | キャベツ、ブロッコリー | 高うね用、自動水平制御、慣行苗 | 
| KDPCWL-3 | こんにゃく | 2条植え、受注生産 | 
| KDPAT | 長いも | 1条植え、受注生産 | 
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北海道・沖縄県及び離島については、積出港駅渡しでお願いいたします。
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